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チェロとピアノと室内楽漬けの中、レッスンメモや練習メモ、合間に日々の徒然を綴ります。
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重音のエチュード
2013-10-19 (土) | 編集 |
シュレーダー68

2ケ月お休みしていたエチュードを再開。
67番までみてもらっていたので、次は68なのだけど、
億劫で億劫で手を付けてなかったのだが、
レッスンの予約をどうにかとりつけたので、
渋々取り組み始めた。

というか、こんな地味なエチュードなんて、
独学では続かない。
誰かに見てもらう、という足かせ(というか目標)がなければ、
とてもじゃないけれど根気がもたないです。
私、練習マニアじゃないから(そうだと思ってる人もいるみたいだけど)。



しかもロマン派にどっぷり浸かった直後です。
ハイドン(=古典に逆戻り)の再開だって億劫なのに。


しかし、億劫だった理由が「しんどそう」というのは正しくて
「しんどいのは大事なこと」なのも、また正しいようです。

このエチュード、疲れるからやだな、と思ったんですが
私には大事なエチュードである気がする。

この3音の重音オンパレードは、要するに 2弦+2弦の移弦を完全にマスターしないと理想の音が出ないわけだ。
それも色んな手の形を網羅している。


移弦と発音。→右手
和音ごとの精密な音程と押さえ方 →左手

更に ひとつの和音から次の和音に移る時に注目すれば

右手:UPとDOWNの正しい返し(要するに発音がきれいに出来るのとほぼ同義な気がするけど)
左手:音が綺麗につながる、良いシフテイング

何か所か要注意なパターンが見つかり、そういったところで美しい音が連続して出るように注意してさらうことが大変ためになる模様。


ある先生に言われた「指を屈伸する練習」は、なるほど、移弦にしても、
発音にしても、重要だと痛感している。
自分の音の欠点を直すのに、とても役に立つとわかって、
色々試してみているところである。

別の先生が前にレッスンで指摘されたことは言葉が違うけれど、少し出来るようになった今、振り返ると、
要するに、指をしっかり使えば解決する問題だったようだ。
遡れば、2年位前に仙川の老先生のところでバッハの1番プレリュードを弾いた折に
「移弦のときに、指の伸び縮みだけでやるといいんだよ」と言われたんだっけ。
老先生は若いころ誰だか外国の大物チェリストの演奏を間近で見ながら「盗んだ」といっていた。
器用に指をやわらかく、くねくねさせて弾いて見せてくれたっけ。
あれだよ、あれ!
点と点が、いきなり有機的につながって見える瞬間ってあるもんだなぁ。





まあ、そういうわけで疲れるけど良いエチュードなのではないだろうか。

下の方にバリエーションが出ているが、分散和音にした方が私には楽で
やはりデフォルトの重音攻撃が一番大変だと感じた。

一瞬たりとも汚い音が混ざらない事
なめらかに、きっちり発音し、美しく和音が響いて、立派なひとつの曲に聴こえること。

それが目標かな。

(1)下2弦をしっかり鳴らした綺麗な重音
(2)上2弦をしっかり鳴らした綺麗な重音
これがそれぞれきちんと美しく鳴る弾き方を確定できたら
(1)と(2)の間をいかに美しく音楽的につなぐかのMOTIONを分析してみましょう。
 
最近、よく思うんだけど、
物理の得意な頭のヒトは効率よく学習できるんじゃないかな。

結局のところ、基本は「力学」なんだよな。

一番効率よくエネルギーが伝播する動きが頭でもわかってないといけない感じ。


ブランコを思い描いてみてください。

最初の一押しは力がいる。
しかし慣性の法則?  一度動き始めてしまうと、自動運動のようになって
ほんの少し補助するだけでよくなる。

弦を鳴らすとき、最初に弓の毛がしっかり必要十分な端緒を与えればよく、
(過大でも過少でも音は損なわれる)
いったん鳴りだした弦を扱うのは楽だ。
鳴ってない弦の上でポジション移動すると音に隙間ができやすいし。


大事なのは、最初のきっかけを如何に理想的に与えるか。
弓の角度。圧力。弦に対してどの方向に引くか。
駒から見た上下のどのあたりの位置で弾くか。


弦に対して弓の毛が90度に当たってまっすぐ横にひくのと、
斜めにずれながらひくのとでは、
もちろん前者の方が鳴らす効率がよい。
斜めにずれながらでは、振動しようとする弦を、毛が邪魔する感じになりやすい。
 
でも、戦略的に斜めに弓をずらして弾くことはある。
そういう音色を狙っているとき。
あるいは力は変えずに、位置を下にずらす=弦の長さが徐々に長くなるので音量が増す
あるいはその逆、
という効果を狙ってするとき。

でも基本を学ぶときは常に、弦に対して弓はまっすぐに引く。


ところで、駒はカーブしている。
なので、当然ながらA線とC線では、それぞれに直角に弓を当てるためには腕の角度が異なる。
自分の側から見るとわかりにくいためか、
弓がまっすぐに引けてない人は多い。


鏡も真正面ではわかりづらいので、
右斜め前、左斜め前にそれぞれ置くとよい。
この時鏡はなるべく垂直に立てること。
傾いていると、わかりづらい。

手間暇かける覚悟のあるひとは、たまにでいいのでビデオチェックしましょう。
 


もうひとつ、
弓がまっすぐにきちんと当たっているときの音と、そうでないときの音を
耳で聴き分けられるように。


こういうことは基本的なことだけど、先生だれもが言ってくれるわけではないようです。























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