2020-09-27 (日) | 編集 |
えっと・・・・ ようやく やる気 回復してきました。
充電に半年もかかったってか・・
久々に 人様の企画演奏会に乗るやつで、
コロナ以前に決定していたものです。
11月23日に、としま区民ホールの小ホールというところで 6時間ぐらいの長丁場の室内楽演奏会があります。
木管6重奏なども出演する多彩な演目なんですけど、エントリーだけしてて 編成も何も決まってなかったものを、
夏ごろにようやく ピアノとのDUOってとこまで決めて、8月にピアニスト決まって、
選曲会やって ようやく曲も決まって さらってるところ。
バッハのチェロ・ソナタ3番と おまけでショスタコの1楽章(たぶんこれだけ?) となりました。
(ちなみに選曲にあたっては いくつか候補を示した上で、ピアニストの好みに任せました。
経験的に ピアニストがその曲を理解し共感できてないと 何も生まれないので。)
バッハは1番だけやったことがあり、有名な3番は「いつかね」って思ってたけど 良い機会。
4年前ぐらいは「あんなハイポジ多用の弾けるかよ!」って感じでしたが
今は特に抵抗もなく、成長したな自分(笑)って自画自賛してるところです。
ピアニストさんは 音大出たあと 今はIT屋さんに転職しちゃった男子です。
軽く1回 なにかやったことがある程度なのですが とても良い方なので お誘いしてみました。
彼も練習時間がなかなか取れない生活だと思うので、
どこまで頑張れるか挑戦です。
先日 仙川の老先生訪問の際に、
「あまりテンポ早くすると ピアノだとやかましくなりがち」と言われました。
そうかもね。音符多いですから。。
名手はうまいこと美しくやってるけど。
いわゆる「ガンバ・ソナタ」。
本来はチェンバロとガンバです。
でも曲の構成としてはトリオ・ソナタ形式になってるので
別々の楽器3本でやってる演奏もよく見かけます。
3楽章のFugaはエキサイティング。
声部の掛け合い構造の面白さにわくわくします。
フルニエ(チェンバロと)の名演がYouTubeにありますね。
チェンバロってすごいアグレッシブな楽器だな、って実感する演奏です。
かっこいい。攻めてる。 ロックです!
モダンピアノでやるときは アプローチやっぱり変えないとキレイじゃないというか
積極的にモダンピアノの良さを出したい。
その意味で アルゲリッチ=マイスキーのCDはひとつの理想形だと感じました。
私はマイスキーファンということはなく、一歩距離を置いてる方なんですが
このCDはイチオシしたいです。
(余談: でも 80年代に日本でマイスキーとヨーヨーマが脚光を浴び始めたときは
ヨーヨーマの演奏には興味わかなかったけどマイスキーのライブすぐ行きましたよ。 )
アルゲリッチが モダンピアノによるバッハのひとつの完成形みたいな絡みを美しく聴かせてくれて感心します。
(あ、ちなみにピアニストでアルゲリッチが一番好きってことも全くないです。
総合点でいえばルービンシュタインとかのほうが好きだし)
彼女のショパンやラフマといった「いかにも」な分野より、むしろ こういう分野のほうが好きなぐらいですね。
こちらの再生リストに全部入ってるみたいです。
https://www.youtube.com/watch?v=7kr2Yo8NeQA&list=RD7kr2Yo8NeQA&start_radio=1
下手にチェンバロ踏襲してそれっぽく弾くのより、モダンピアノらしい主張をしっかりぶつけたバッハの方が面白いと感じる私。
チェロもそう。古楽器のマネした発声でひくならガンバ弾けば良いので、モダンチェロならではの持って行き方で そういうピアノとぶつかりあって紡ぎ合って織りなしていく世界が聴きたい。
HMVのCDのリンク:


他にもいろいろ聴き比べてみてます。
グールドとレナード・ローズのDUOは 多数の音源を残してますが、この曲のももちろんあり、
グールドが 「らしい」バッハをやってます。
明日は 選曲決まってから 初のちゃんとした合わせ。
とても楽しみです!

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充電に半年もかかったってか・・
久々に 人様の企画演奏会に乗るやつで、
コロナ以前に決定していたものです。
11月23日に、としま区民ホールの小ホールというところで 6時間ぐらいの長丁場の室内楽演奏会があります。
木管6重奏なども出演する多彩な演目なんですけど、エントリーだけしてて 編成も何も決まってなかったものを、
夏ごろにようやく ピアノとのDUOってとこまで決めて、8月にピアニスト決まって、
選曲会やって ようやく曲も決まって さらってるところ。
バッハのチェロ・ソナタ3番と おまけでショスタコの1楽章(たぶんこれだけ?) となりました。
(ちなみに選曲にあたっては いくつか候補を示した上で、ピアニストの好みに任せました。
経験的に ピアニストがその曲を理解し共感できてないと 何も生まれないので。)
バッハは1番だけやったことがあり、有名な3番は「いつかね」って思ってたけど 良い機会。
4年前ぐらいは「あんなハイポジ多用の弾けるかよ!」って感じでしたが
今は特に抵抗もなく、成長したな自分(笑)って自画自賛してるところです。
ピアニストさんは 音大出たあと 今はIT屋さんに転職しちゃった男子です。
軽く1回 なにかやったことがある程度なのですが とても良い方なので お誘いしてみました。
彼も練習時間がなかなか取れない生活だと思うので、
どこまで頑張れるか挑戦です。
先日 仙川の老先生訪問の際に、
「あまりテンポ早くすると ピアノだとやかましくなりがち」と言われました。
そうかもね。音符多いですから。。
名手はうまいこと美しくやってるけど。
いわゆる「ガンバ・ソナタ」。
本来はチェンバロとガンバです。
でも曲の構成としてはトリオ・ソナタ形式になってるので
別々の楽器3本でやってる演奏もよく見かけます。
3楽章のFugaはエキサイティング。
声部の掛け合い構造の面白さにわくわくします。
フルニエ(チェンバロと)の名演がYouTubeにありますね。
チェンバロってすごいアグレッシブな楽器だな、って実感する演奏です。
かっこいい。攻めてる。 ロックです!
モダンピアノでやるときは アプローチやっぱり変えないとキレイじゃないというか
積極的にモダンピアノの良さを出したい。
その意味で アルゲリッチ=マイスキーのCDはひとつの理想形だと感じました。
私はマイスキーファンということはなく、一歩距離を置いてる方なんですが
このCDはイチオシしたいです。
(余談: でも 80年代に日本でマイスキーとヨーヨーマが脚光を浴び始めたときは
ヨーヨーマの演奏には興味わかなかったけどマイスキーのライブすぐ行きましたよ。 )
アルゲリッチが モダンピアノによるバッハのひとつの完成形みたいな絡みを美しく聴かせてくれて感心します。
(あ、ちなみにピアニストでアルゲリッチが一番好きってことも全くないです。
総合点でいえばルービンシュタインとかのほうが好きだし)
彼女のショパンやラフマといった「いかにも」な分野より、むしろ こういう分野のほうが好きなぐらいですね。
こちらの再生リストに全部入ってるみたいです。
https://www.youtube.com/watch?v=7kr2Yo8NeQA&list=RD7kr2Yo8NeQA&start_radio=1
下手にチェンバロ踏襲してそれっぽく弾くのより、モダンピアノらしい主張をしっかりぶつけたバッハの方が面白いと感じる私。
チェロもそう。古楽器のマネした発声でひくならガンバ弾けば良いので、モダンチェロならではの持って行き方で そういうピアノとぶつかりあって紡ぎ合って織りなしていく世界が聴きたい。
HMVのCDのリンク:

他にもいろいろ聴き比べてみてます。
グールドとレナード・ローズのDUOは 多数の音源を残してますが、この曲のももちろんあり、
グールドが 「らしい」バッハをやってます。
明日は 選曲決まってから 初のちゃんとした合わせ。
とても楽しみです!
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