2017-12-11 (月) | 編集 |
前回投稿(三連符)に、
「エレジーの中間部で欲しいイメージ」 を下手なピアノで弾いてみた音源を聞いた ある 音楽家の先生が
「右手はきれいに歌えてるけど もっと左手で支配して、右手はそれにつられて歌うのができるといいね」、とおっしゃった。
左手 = BASS
そうなんだよね・・ BASSは実は 旋律より何倍も大事なんだよね・・・
BASSの運び方で 乗っけられる旋律(右手)が変わっちゃうほど大事なんだよね・・・
BASSがうまいと おのずと 魅力的な旋律が引き出される。
ピアニスト連れでない最初の頃のレッスンでは M師匠が BASSをチェロで弾いて下さったのだが
正直、ピアノよりむしろ 先生のチェロの伴奏のほうが 旋律が弾きやすかったのだ。
ということは いかに楽曲にとってベースラインこそが重要かということです。
ピアニストの多くは 旋律をいかに弾くかに注意が行きやすいとピアノ師匠も常々嘆いてらっしゃる。
音数も多いし多声部をひとりで弾くだけに無理もない。
しかし、だからこそ。
ピアニストさんたちに 提案です。
エレジーのバスは 「優秀な通奏低音弦楽器奏者」ならばこう弾くであろうように ピアノで表現していただきたい!
研究してくださいませ。
たとえば 古今東西の弦楽四重奏曲の名演を、スコア片手に チェロの弾き方を追いかけながら分析してみる。
ロマン派ではなく ハイドンあたりからやるのがベスト。
ハイドン時代だと チェロは旋律をあまり受け持たず まさに伴奏系、通奏低音の王者です。
そして 名演をみると このチェロがいかに要になっているかがわかります。
ひたすら四分音符で刻んでいるところなど、よく聴いてみてください。どう弾いているか。
4つあったら 4つをどう見事に弾き分けて 音楽全体に命を吹き込んでいるかを。
私ごときの通奏低音であっても 一緒にユニゾンで弾いてみたら何か発見できると思います。

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「エレジーの中間部で欲しいイメージ」 を下手なピアノで弾いてみた音源を聞いた ある 音楽家の先生が
「右手はきれいに歌えてるけど もっと左手で支配して、右手はそれにつられて歌うのができるといいね」、とおっしゃった。
左手 = BASS
そうなんだよね・・ BASSは実は 旋律より何倍も大事なんだよね・・・
BASSの運び方で 乗っけられる旋律(右手)が変わっちゃうほど大事なんだよね・・・
BASSがうまいと おのずと 魅力的な旋律が引き出される。
ピアニスト連れでない最初の頃のレッスンでは M師匠が BASSをチェロで弾いて下さったのだが
正直、ピアノよりむしろ 先生のチェロの伴奏のほうが 旋律が弾きやすかったのだ。
ということは いかに楽曲にとってベースラインこそが重要かということです。
ピアニストの多くは 旋律をいかに弾くかに注意が行きやすいとピアノ師匠も常々嘆いてらっしゃる。
音数も多いし多声部をひとりで弾くだけに無理もない。
しかし、だからこそ。
ピアニストさんたちに 提案です。
エレジーのバスは 「優秀な通奏低音弦楽器奏者」ならばこう弾くであろうように ピアノで表現していただきたい!
研究してくださいませ。
たとえば 古今東西の弦楽四重奏曲の名演を、スコア片手に チェロの弾き方を追いかけながら分析してみる。
ロマン派ではなく ハイドンあたりからやるのがベスト。
ハイドン時代だと チェロは旋律をあまり受け持たず まさに伴奏系、通奏低音の王者です。
そして 名演をみると このチェロがいかに要になっているかがわかります。
ひたすら四分音符で刻んでいるところなど、よく聴いてみてください。どう弾いているか。
4つあったら 4つをどう見事に弾き分けて 音楽全体に命を吹き込んでいるかを。
私ごときの通奏低音であっても 一緒にユニゾンで弾いてみたら何か発見できると思います。
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