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チェロとピアノと室内楽漬けの中、レッスンメモや練習メモ、合間に日々の徒然を綴ります。
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猫の入院
2015-04-03 (金) | 編集 |
うちには現在3匹(16歳、13歳、たぶん7歳前後)の猫がいます。

16歳の子が先週土曜に緊急入院しました。

通院から帰宅した直後から、後肢に力が入らなくなり、
近づく他の猫を威嚇し、
抱き上げると 激しく開口呼吸。

すぐ病院に電話し判断を仰ぎ、速攻で連れて行きました。

血栓がとんで腹部の大動脈に詰まったのではとの所見。

血栓? 心臓悪いの?・・・ これまで健康診断で心雑音など一度もなかったし、
心臓が悪い兆候はありません。でも高齢だから何か心臓の血流にわるいところが出てきたいたのでしょうか。

血栓が脳にいけば脳梗塞、心臓のどこかに詰まれば心筋梗塞
今回の足に血を送る動脈に詰まり そのままだと、後肢が壊死したり、最悪は切断

発症後すぐに病院に行けたので、発症後数時間しか適用できない血栓溶解剤を投与してもらいました。
効果が出るかは「賭け」でした。

効いたかどうかは投与後48時間で決まるらしく、高酸素室に閉じ込められた猫を固唾を呑んで見守りました。

2日後  左足の根本の拍動が復活。少し足があたたくなりました。
3日後  右足にも血流が復活し始めました。

今晩 退院です。

運が良かったケースだと思いますが、ほんとうに死を覚悟しました。
主のいなくなった音楽室の窓辺の猫ベッドを見ると涙が出ました。


とはいえ血栓の直接的原因は検査では分かりません。
MRIやれば状態がわかるそうですが、全身麻酔のリスクが高すぎ、
老猫には使えません。

次に血栓が再発したら命はないと緊張してます・・

どこかに爆弾をかかえてる状態で、今後は継続して投薬(血栓のできにくくする薬)、
脱水緩和の皮下補液、 自分で殆ど食べないために療法食の強制給餌、と 手をかけてゆかねばなりません。

「自然に任せて」 おけば ごりごりに痩せて脱水して、それに比例して急速に腎不全も進み、
一気に寿命がつきそうな気がします。

自然に任せて、のんびり好きにさせるのが幸せなのかもしれないと思いつつも
その勇気が飼い主にありません。


(入院直後)
入院時のミミ


(きのうのようす)
きのうのミミ

























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