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チェロとピアノと室内楽漬けの中、レッスンメモや練習メモ、合間に日々の徒然を綴ります。
Mozart String Quartet in Es (Nr.16)
2014-10-26 (日) | 編集 |
10月から毎月1度、林先生のレッスンを受けながら勉強することになったMozartの弦楽四重奏曲。
なぜこの選曲になったかって、ハイドン・セットの中で 「経験豊富」すぎるヴィオラ氏がやったことがないのが16番だけだったから。あまり経験豊富過ぎるのも困りものです。 他のメンバーは、ポピュラーな曲から攻めてゆきたいのに、彼はそういうのは「弾き飽きて」て嫌がるんですよ・・・。

で、なかなか大変です。
玄人好みな感じとも言いましょうか。
もし曲をまったく知らない人が、ハイドン・セット全曲聴かされた時に、
どれが一番最初に旋律を覚えるか?という観点からしたら、少なくともベスト3には絶対入らなさそう、という意味で。
調性もEs-durなので音程も決して簡単ではないし。

でも、聴きこむと、非常に良い曲なのですね・・・・ でも、くどいけど、難しい。

とくに2楽章が大変苦労しています。このdesさえなければ!と皆で言い合ってます。
そう、2楽章は♭が一個多い(T_T)
desがあるために、すごく押さえにくい和音がボロボロ出てくる。
このdesめ!!!・・・・・という気分。

いい曲なんですけど、ね・・


スコア:(IMSLP)

先日、第一回のレッスンがあり、1,2楽章中心にみていただきました。

まず この曲は何を言ってると思うか、どんな曲だと思うか、という質問から始まり、
いつも言われることだけど、また言われてしまいました:
・ダイナミクスは絶対的な音の強さではなく 相対的なもの!
・「p」(ピアノ)だからって音量を単純に小さくしろということではない。ピアノに聞こえる弾き方で弾くことが本質。
  フォルテも同様。
その他ぼろぼろ。

ちなみに冒頭は「内緒話」
音型が上行するときは同じ音量でも大きくなって聴こえがちだが、逆に小さくするぐらいのつもりで弾いてみなさい。
最初がひそひそ話だから、次のフォルテが生きる。

カデンツァ、イ音(和声外の音)の弾き方、などなどたくさん指導されました。





私が持ってるCDはアマデウス四重奏団のですが、
何が決定版なのかしら。
ハーゲンのはYouTubeにありますね。



チェロの弾いてる手元ばっちり見える名演の動画を見たい!です。
どなたか見つけたらご一報ください。


なお、2月11日に、東神奈川駅前のホールで全楽章を弾く予定で頑張っています。






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