2014-08-30 (土) | 編集 |
夏の最後の一週間を涼しい高原で過ごしてしまって戻ってきた東京も
秋になりかかっていて少し淋しい気分。
光はすっかり斜めだし、太陽光と闘うようなあの勇ましい夏は逝ってしまったみたいです。
夏は冬より短いように感じる。
今年の合宿での収穫はなんだろう?
講師が東京で本番のため留守がちで、時間を持て余した感がある今回、
他の受講者や一緒に室内楽のレッスンと本番をやるお二人との交流や
3日間だけ同室だった関西のピアニストの方と沢山おしゃべりしたことや・・・
チェロ科の若者と飲んだことや、、、、 うーん。 まあ、「出会い」ってやつ?
色んな人と交流した。
音大生が多いのだけど、みなとてもひたむきで音楽に誠実な方たちだった。
でも一番良かったのは多分、木曜、初日の夜の音楽堂でのジャン・ムイエール氏の演奏を、
かぶりつきで聴けたことだったかもしれない。
素晴らしかったもの。
9/30に鵠沼のサロンで、10/5には 港北区のホールでソロリサイタルがあるので、チケットを手配しました。
正確で上手な演奏なら溢れてるんだけど、あんなふうにライブで官能的なほとばしる音楽にどっぷり浸れることはなかなかない。
スコダのシューベルト即興曲を春に聴いた時以来の興奮だ。
あれぞ「音楽」と叫びたくなるような演奏だった。
あんな右手見たことない! 釘付けになった。
魔法の右手。
私の泊まった部屋の良かった点は、壁に大きな鏡がかかっていたこと。
その前に椅子を持って行って、真正面から右手を見ながら練習できた。
日頃のイメトレの成果が少しは出せたかも。
自宅の鏡はスタンドで床に立てるもので、床に垂直ではないのだ。
練習用の鏡は床に垂直で全身映るのが良い。
しかし、単独でなら出来ても(右手の動き)
、曲の中ではその精度が落ちてしまうことが今後の大きな課題だ。
曲の中で、「ここでこういう音がほしい」とイメージした音を出してゆけること。
いろんな曲を勉強した方が良いと思う反面、
私のように不器用な人は一曲を納得できるまで深く深く掘り下げて隅々まで自分のものにすることを目指すのも必要かなとも思う。
一つの曲をとことん突き詰める、 どのフレーズも、どの音符も 狙った表現ができること、
そんな曲をひとつでいいから持つことを目標にしたら、そこから得られる表現技術は色々な応用が効く気もするがどうなのだろうか。
・・・・・・・でも 例えばバッハと、ブラームスではだいぶ使用する技術が異なるんだよなあ。
そんなこんなで、ソロ曲は次に何に取り組むかがまだ決まらず迷っている秋の入口です。
室内楽仲間のピアニストからショパンのチェロ・ソナタの提案をいただいたので楽譜は買いましたが
勉強材料として妥当なのかどうかよくわからない!
LARGOだけは去年取り組んだけど。
ベートーヴェンあたり、ここらで乗り越えておきたいんだけども、どう思いますか。

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秋になりかかっていて少し淋しい気分。
光はすっかり斜めだし、太陽光と闘うようなあの勇ましい夏は逝ってしまったみたいです。
夏は冬より短いように感じる。
今年の合宿での収穫はなんだろう?
講師が東京で本番のため留守がちで、時間を持て余した感がある今回、
他の受講者や一緒に室内楽のレッスンと本番をやるお二人との交流や
3日間だけ同室だった関西のピアニストの方と沢山おしゃべりしたことや・・・
チェロ科の若者と飲んだことや、、、、 うーん。 まあ、「出会い」ってやつ?
色んな人と交流した。
音大生が多いのだけど、みなとてもひたむきで音楽に誠実な方たちだった。
でも一番良かったのは多分、木曜、初日の夜の音楽堂でのジャン・ムイエール氏の演奏を、
かぶりつきで聴けたことだったかもしれない。
素晴らしかったもの。
9/30に鵠沼のサロンで、10/5には 港北区のホールでソロリサイタルがあるので、チケットを手配しました。
正確で上手な演奏なら溢れてるんだけど、あんなふうにライブで官能的なほとばしる音楽にどっぷり浸れることはなかなかない。
スコダのシューベルト即興曲を春に聴いた時以来の興奮だ。
あれぞ「音楽」と叫びたくなるような演奏だった。
あんな右手見たことない! 釘付けになった。
魔法の右手。
私の泊まった部屋の良かった点は、壁に大きな鏡がかかっていたこと。
その前に椅子を持って行って、真正面から右手を見ながら練習できた。
日頃のイメトレの成果が少しは出せたかも。
自宅の鏡はスタンドで床に立てるもので、床に垂直ではないのだ。
練習用の鏡は床に垂直で全身映るのが良い。
しかし、単独でなら出来ても(右手の動き)
、曲の中ではその精度が落ちてしまうことが今後の大きな課題だ。
曲の中で、「ここでこういう音がほしい」とイメージした音を出してゆけること。
いろんな曲を勉強した方が良いと思う反面、
私のように不器用な人は一曲を納得できるまで深く深く掘り下げて隅々まで自分のものにすることを目指すのも必要かなとも思う。
一つの曲をとことん突き詰める、 どのフレーズも、どの音符も 狙った表現ができること、
そんな曲をひとつでいいから持つことを目標にしたら、そこから得られる表現技術は色々な応用が効く気もするがどうなのだろうか。
・・・・・・・でも 例えばバッハと、ブラームスではだいぶ使用する技術が異なるんだよなあ。
そんなこんなで、ソロ曲は次に何に取り組むかがまだ決まらず迷っている秋の入口です。
室内楽仲間のピアニストからショパンのチェロ・ソナタの提案をいただいたので楽譜は買いましたが
勉強材料として妥当なのかどうかよくわからない!
LARGOだけは去年取り組んだけど。
ベートーヴェンあたり、ここらで乗り越えておきたいんだけども、どう思いますか。
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