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チェロとピアノと室内楽漬けの中、レッスンメモや練習メモ、合間に日々の徒然を綴ります。
デトックスなるか?
2013-08-27 (火) | 編集 |
振り向き猫
振り向き猫 posted by (C)Guillaume
4月に腱鞘炎になり、6月に首を傷めて、
7月になって弾くことが不可能になり、
治るまで楽器を手放さなければ取り返しが付かないことになりそうだ、と、
さすがに思い知ったのが7月中旬。
それから1ケ月半。

チェロは8月本番のための最小限だけにとどめる決意をして休養。
8月にチェロに触った時間数を合計してもきっと6時間ぐらいじゃないだろうか?
この5年でこんなに弾かなかったことは、嘗てなかった。
 
最初は、気落ち。
無気力。
苦労して積み上げたものを全部失うような恐怖。

そのうちに、かつて感じていた、時間を自由に使える、あの、怠惰でのんびりした気分を思い出す。
   
ワーカホリックと同じだったかなぁ。

友達のVn女子が「練習でついた悪い癖も抜けるから!」と励ましてくれたけど、
(デトックスと同じ?)果たして抜けたのでしょうか。
やる気がない程度が丁度いいのでしょうか。
 
 

このままで居たい気分があるのは事実だけど
幸か不幸か10月5日に他人と本番のスケジュールを組んである。 
それがなかったら、このままfade out しちゃおうかと思ったけど
 
「SchumannとChopinのLargoを弾く」と約束したピアニストとの合わせが来週あるし
重い腰を上げて、今日、お試しでチェロを引っ張りだした。

 
ああ面倒だ。

蓋を開けて座れば弾けるピアノと違って
音を出すまでの手順が面倒過ぎる。
 
下僕(!)が居て、調弦も済ませて弓も張って、ヤニもぬって、
練習用の鏡もセッティングしてくれて、
「はいどうぞ」って準備してくれたらいいのに、、、
とケシカランことを考える。
チェリストの風上にもおけない私である。
  

実は最初、鏡設置をはしょって、ロングトーンと弓分割から開始したものの
どうも調子が出なくて、
途中でしぶしぶ鏡を引っ張りだした。
右手、ちがーう!と気付き、矯正して、なんとか。
まだまだダメですね。見ないと直らないようでは。

当面、あまり余計なエチュードとかは中止しようと思った。
そもそも楽しくないし、腱鞘炎を刺激したくないし。
メトロノームを使ったロングトーンと弓分割と 手抜きスケールぐらいでいいや…
誰も見てないんだし!


それにしてもChopin、どう弾こう。うーん。


YouTubeで、運指もBOWINGも、はっきり見て取れる適当な演奏を探して、
とりあえずパクってから取り組もうかなぁ。
フルパワーは使えないのだし、出来るだけ手抜きしないと。
 
ペレーニやらピアティゴルスキーやら、
妙に体格のいいチェリストやら手のでかいヒトやらは
あまり参考にならないし。
 

 
ここらへんで、まずは右手(BOWING)・左手(ポジション)をパクって見て、
それから曲作りを考えようかな…

モティベーションが全然わかないのだけど、
ピアニストが来ればテンション上がるかな。 


他におすすめの動画あったら教えて下さい。





P.S. 
昨日は久々にdrawing系にハマっていました。
猫のスケッチ(自作)をスキャンした素材をフォトショで加工して、「作品」作ってました。
マウス操作は腱鞘炎を悪化させるから、控えていたのに。
つい夢中になってしまって時間を忘れて。
やっぱりデザイニングとか、心底好きなんだな、と思った。







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