fc2ブログ
チェロとピアノと室内楽漬けの中、レッスンメモや練習メモ、合間に日々の徒然を綴ります。
ドイツ・レクイエム
2012-09-24 (月) | 編集 |
10月8日の午後2時開演。
リストの交響詩「レ・プレリュード」と
ブラームスの「ドイツ・レクイエム」。 

今月頭にパート譜が送られてきて
同時に注文していたスコアやCDを入手して・・
 
手をつけてから本番まで(旅行の留守もあるので)実質3週間足らず。
曲を知ってればまだしも、知らないところからスタート。
 
オケ初めてと書いたけど、よくよく考えると
7歳ぐらいの頃に一時期、神奈川県青少年オーケストラというのに入れられてたことがあったのを思い出した。 
チェロを始めたきっかけの最初の先生(東京芸大チェロ科出の先生)の関係で入団してたみたい。
でも2年ほどでその先生の紹介?お弟子さん?わかんないけど、
当時、芸大大学院生(後に愛知芸大の教授になってた)だった次の先生にバトンタッチになって、
多分その頃オケもやめてるんだと思う。
何にせよ私がそのオケで覚えてるのは、ルロイ・アンダーソンの曲を演奏会で弾いたことぐらい。
あとは小田原に演奏旅行があって、父親が私の付き添いで参加したこと。
なんでそれを覚えているかといえば、その時に支給された弁当が、
小田原だけに「かまぼこフルコース」の弁当だったために、食べられるものがひとつものなく、
お腹をすかせたから、というなんともトホホな記憶しかない。
(酒をたしなむようになるまで、かまぼこは苦手品目だった)
 

と、話がそれたが、何しろ今回、取り掛かって最初の一週間は倒れそうだった。
性格の問題なんだろうけれども、ちょうど仕事で言えば、触ったことのないDB製品(または開発言語etc)についてのセミナーを受け負ってしまった時のような感じだ。
 
まず最初にすべきことは、「自分の能力で何%まで処理できる自信があるか」の判別処理。
これを正確に判定するには、対象の全体像と特性をスキャンしなければならない。

だらーっと受け身で聴くだけで1時間あるドイツ・レクイエム。
スコアの情報量はものすごい。
フルオケ+合唱にオルガンまでついてるんだから。
  
いやはや、仕事と同じモードで全力集中してしまいました。
まず、CDとパート譜だけで初見でどこまでついていけるかのテスト。
歌が入ると楽器だけより難しい。
特に歌のソロが絡むと・・
 
→そういう部分に関しては、歌のスコアをスクリーンショットで音のセットで覚えてしまうのが一番早いという結論に達しました。
 
遅い楽章の方が拍を見失いやすいのは室内楽でも同じだよなぁ(ーー;
5曲めなんて最初「おや?」だったね。
 
歌は楽器以上に自由だから、古典、バロックみたいに拍がカッチリしてる曲はともかく
ロマン派以降になると、それがアウフタクトなのかどうかが耳だけではわからないところがありました。
わからなくなった箇所は音源を戻し、スコアを照合しつつ何度も確認したりして、
「ここはPKを目印に」「ここはTBが目印になるな」「これはクラリネットが入ったら」といった調子で、手っ取り早く自分なりの目印を決めて、とにかく音源とパート譜だけで分かる状態に持って行く。
 
音源を途中から聴いても、スコアの場所がすぐに特定できるようになる、が目標。
 
オケ慣れしてる方はもっと効率良く出来るのかもしれないけどね。
 
聴くだけと違って、曲の一部に入るために聴くのは世界が違って面白い。
まあこれは楽器を弾く人なら誰でもわかるよね。
 
ドイツ・レクイエム。
1曲めはもちろん、掴みの曲で良い曲だけども、
自分は2,3,6がすごく好きです。 
 
技術的にという意味だけでだけならば、ドイツ・レクイエムは技術的にはほぼ全部弾ける曲だと思うけど、
拍落ちしない、迷子にならない、まで考えれば、やっぱ大曲だけに、しっかりスコアごと頭に入れておかないとダメですね。当たり前か。
で、そこに体力を消耗したけど、ようやく「あとは細かい何箇所かをさらって、現地の2日の練習で一気に行けばどうにかなるか」と思える状態になりました。 


疲れた。 


「みんなで渡れば怖くないのがオケなんだから、全部弾けなくていいんだよーー
 真面目にやりすぎ」という指摘もあったけど、
どうせやるならソロと変わらないエネルギーを準備に注ぎたいではないですか。
 
・・・・・で、もう1曲のレ・プレ。
 

リスナーとしてみたとき、ドイツ・レクイエムは「名曲だーー」ですが
こっちの方はそもそもリストが全面的に興味を惹かないヒトなだけに「どうでもいい系」なのでしたが
やるとなると別問題で、全力で取り組んでいるところです。
 
綺麗なフレーズは沢山あるしチェロ的においしい箇所も結構ある曲です。
 
というか技術的には、こっちの方が難所は多いと思います。
 
それはもう「エチュード」だと思って、さらっております。
 

私にとって今一番不安なのは、
「オケって、ほら、2人で1つの楽譜みてるよね?
 楽譜が遠いよね?
 私、見えないかも」
 
これです。
 
よく見えてれば初見でOKな箇所も、見えないと無理です。
最大の対策は、「ほぼ身体が覚えるほど弾き込む」なのですが、
それには準備時間が不足です。
 
だって私、ピアノをさらう時間が最低2時間必要で、
チェロもレギュラーでやってる自分のレッスンの課題をさらうのに3時間は必要です。
エチュードひとつひとつ、時間をかけて丁寧にやりたいものが山積み。
「できるまでやる」がモットーなため、エチュード1曲に1時間かけることもある、というか、かけたいという表現のほうが近い。
それ以外にcurrentではなくnextのための下弾きをしたい曲がいくつかある。
その他にコレでしょ。
フルタイム従業員並の楽器稼働時間ですよ。しかも残業込みの。
 
 
「時間がないーーー」が口癖になってる今日この頃。
 
土日は縮小しようと思ったのに、
旦那に買い物もお願いし、夕飯まで作ってもらう体たらく。 
家事はさぼっても仕事のメールは返さなきゃならないから、それはやるけど。
なんという不良主婦。
  
アホです。
 

最後になりましたが、ドイツ・レクイエム。
旅行前の金曜日、14日に、新日フィルの定期で聴く機会を頂きました。
団員のある方が、招待券をくださったのです。
なんという幸運。
しかも大変良い席でした。
すみだトリフォニーは自宅圏外ホールなので実は初めてでした。
これが素晴らしいホールでした。

ドイツ・レクイエムは、ちゃんとスコアにもオルガンが入ってるのですが、
オルガンのないホールでは省く、ということでad lib と記載されている、と
こういった解説が開演前に指揮者じきじきにありました。

で、もちろんトリフォニーには素晴らしいパイプ・オルガンがステージバックにでーーんとございます。
 
やっぱりオルガン付きが絶対素晴らしい。
音の厚みが全然違うと思う。
ソプラノのソリスト、素晴らしかった。
もう6曲目など涙を押さえることができず、演奏会終了後も頭の中でドイツ・レクイエムがぐるぐると回り続けておりました。
 
某国営オケはすごい指揮者に当たるとやっぱりすごいオケだなと思いますが
どっかの馬鹿な聴衆が、ひどい演奏でも即ブラボーするのに閉口しています。
今回、新日フィルのライブを初めて聴いて、これからもっと聴きに行きたいと感じました。
来年はブル5もあるみたいだし、ぜひ聴きに行こうと思います。
 

今はとにかく、早く10月8日の八ヶ岳音楽祭本番、
八ヶ岳のふもと、長坂の「ふるさとホール」で、この曲を弾くのが楽しみでなりません。
プロ・アマ混合オケというのも魅力です。
 
今年で6回めの音楽祭だそうで、地元でも人気でチケット確保が大変なんだそうです。

旦那にお願いをした結果、本番の日だけ聴きに来てもらえることになったので
1枚だけ取り置きを依頼したところです。
 

・・・・・・・・書き忘れましたが、オケ準備だけだったら ここまで死ぬ思いはしてなくて、
29日の夕方、ピアノとチェロ2部門でいつもの発表会に出るから死んでるんです・・
ピアノはシューベルト、チェロはフォーレなどの小品集で秋らしくいく予定ですが
M師匠が超多忙モードなのでその為のレッスンをお願いするのもはばかられる状態。
D師匠も1ケ月に1度もやっとな状態なのを私も熟知している状態。
だからというわけではなく、普段から
本番用にセカンド・オピニオン、サード・オピニオンをいただく形で、
特別レッスンをお願いさせていただく先生がおり、
その先生に26日に時間を割いていただけることになりました。
なんとなく好きな先生なので、こういった形で年に数回教えを請うのが結構楽しみであったりします。
 
ピアノはそこまで手が回りません。
月に2回レッスン受けられるので充分です。
 
 
すべてが準備不足、という最悪の結果にだけはしたくないので、
毎日倒れる寸前まで楽器室に篭ってる感じです。

29日の出番は16時ちょっと(ピアノ)と17時ぐらい(チェロ)の予定。
 

興味のある方はメッセくだされば詳細お知らせします。
・・・って、いないよ、そんな暇人。
 

さて明日、明後日も全日練習の予定。
 
がんばろ。
八ヶ岳が終わったら腑抜けになるかもね。




 

  
 


 



 


スポンサーサイト




にほんブログ村 クラシックブログ チェロへ
にほんブログ村