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チェロとピアノと室内楽漬けの中、レッスンメモや練習メモ、合間に日々の徒然を綴ります。
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脳神経科学と音楽
2021-08-01 (日) | 編集 |
ニュースサイトを見ていてアメリカのMedRhythms(メドリズムス)という会社が神経系の損傷や病気を患った人の歩行能力を測定し、改善することを目的としたデジタル治療プラットフォームの開発をしている事を知りました。

CEOが脳神経学者で、大病院の臨床で音楽を使っての脳卒中からの機能回復という治療をしていたそうで、
その治療を在宅などでも(病院外)できるようなプラットフォームの実用化を目指しているとのこと。

英文HPですが、図解でどんな仕組みで実現するのかがイメージできますし動画解説もあります。

音楽を利用して脳卒中患者の歩行能力を改善させるMedRhythms
記事URL

「音楽ほど脳を活性化させる刺激は他にありません」とハリス氏はいう。「音楽に夢中になっている時には、神経可塑性が新しい結合を作り、古い結合を強化することを助けます。神経可塑性によって私たちは新しいことを学び、脳に障害がある人は回復することができるのです」。
「音楽的な介入によって神経学的な変化や改善を促すというMedRhythmsのやり方には説得力があります」と、ブルーソ氏はいう。「感情的な記憶は音楽と結びついていることがあります。音楽によって薬を飲むよりも豊かな体験ができる。そのためにこの会社は存在しているのです」。




楽器演奏がボケ防止になるとかは昔から言われてますが、もっともっと専門的な脳神経外科分野での研究による色々なことが分かってきているようで、興味深かったです。

そしてこの本を見つけて、これは読んでみたい!と思いました。 Kindle版もあるようです。



それからこれは少し古い記事だけど、脳神経学者によるもので、これまた大変面白い。

音楽はどのように脳に取り込まれるか。
記事URL


連載
音楽と脳-脳科学から見た音楽の受容と表出-
1. 脳画像、光るだけでは意味がない。
2. 音楽はどのように脳に取り込まれるか。
3. 音楽療法、何をもって“有効”とするか。
4. 脳科学から見た鑑賞と演奏
佐藤 正之(さとう まさゆき)
三重大学大学院 医学系研究科 認知症医療学講座 准教授/三重大学医学部附属病院 音楽療法室 室長
※記事掲載時点の情報

脳のある部分を損傷した患者が、「なじみのメロディーが分からなくなっている他に、和音の響きも分からなくな」ってしまったという。
旋律や和音やリズムは脳のどの部分でそれぞれ処理されているのか。
両側の側頭葉前部が和音の響きを受容するためのなんらかの機能を担っているらしい、とか、おもしろすぎる。

同じページから4番目のメニューに行くとこれがまた面白い。

演奏家は曲を練習するときに曲の構成を考え、音量や音色を調節し、その曲の“あるべき姿”を追い求めます。その作業を“解釈”といいます。そうこうしているうちに曲全体が“まるで一枚の絵のように”理解できる瞬間があります。つまり解釈とは、曲全体の価値・意味が見えた瞬間のことをいいます。

そして、これ!  詩作品でも翻訳でも あらゆる表現者なら分かるはず。
ヒトの意識は膨大な無意識に支えられている。
理解するには 同じぐらいの無意識のバックボーンが受け側にあればあるほど良い。

楽譜となって現れる前に、形をもつに至らなかった膨大な想いが作曲者の頭の中にはあります。おそらくそれは、作曲者の脳内の無数ともいえる神経ネットワークの中に表現されています

そのために作曲者の生きた時代背景から当時の絵画まで勉強することに価値がある、というお話です。

そのことには共感はするのだけど、文学作品でも絵画でも もちろん音楽でも、
時代を超えた普遍的な訴求力のあるものがあります。

つまり「人間」そのものの心の普遍性に基づいた感動や理解、共感というものがあります。
2000年や3000年たっても人間の心の営みって、大して変わらない。
愛憎劇は同じように繰り広げられ、男女は愛し合い、愛別離苦はつきまとう。
理解に時代背景が必要であればあるほど その作品には作品としての独立した価値が相対的に低いと私は思ってます。
もちろん歴史的資料としては1級の価値があっても。

文学作品でも映画でもそうです。


なので私自身は、そういった真に普遍的な感動、にしか興味はなかったりします。
                            
ちょっと生意気言ってみました。


最後に、上記の佐藤先生が監修・翻訳で加わられている書籍で面白そうだと思ったもの。



最新刊と違って ちょっと手に入りにくいぽいですね・・・ 中古でなんとか、という感じでしょうか。

こんなことをやていると本の沼におぼれそうです。

今日はここまで。  昨日も今日もチェロさぼってます。 
明日こそ毛替え持っていきたいなあ。
でもそうすると、時間的にまた練習はできないことになる。。。







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6chレコーダー
2014-03-04 (火) | 編集 |
私が普段使っているPCMレコーダは、ローランドのEDIROL R-09というモデルだが、
5年近く前に購入したので、最近はもっと進化したのが出てるかな?と思い調べてみてびっくりした。




6チャンネル同時録音可能なポータブル・レコーダー .

指向性と無指向性 両方の内蔵コンデンサーマイクや、外部マイク端子などを駆使すると同時に6ch録音できる代物。これが5万切ってる?

使いこなすにはMIXERとしてのセンス、技量が要求されるけど
これまでよりももっと音場感を出すことが可能だと思う。

生録小僧にはたまらないじゃないかな?


誰にも使いこなせるものではないが、これは凄いと思いました。

詳しくはこの頁を見ると、どれだけ凄いかイメージわかるかもしれません。
http://ascii.jp/elem/000/000/640/640986/





ちなみに、普通の人はこれを使ってると思う・・


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アンドリュー・フォン・オーエン
2013-12-01 (日) | 編集 |
11月19日に録画したアンドリュー・フォン・オーエンのピアノを聴いた。

最初はTVのスピーカーでちょろっと流し聴きなので、
音色など細かいものは分からなかったが、フレージングと丁寧なタッチが印象的だったので
今日、きちんと Kingdom-12 と Luxman B-10 + Acchuphase c280V とZZ-eightという構成で聴く。



まず話している内容が面白かった。
言語化能力が大変優れている、頭のとても良い印象。
ワルトシュタインとラヴェルという取り合わせ。
(他にショパンの舟歌なども弾いたようだが放映されなかった)

まず印象に残ったのが、構成力の素晴らしさ。

丁寧な音の美しさ。
知性と情感のバランスが良い印象。
これだけの強靭なバネを感じさせるのに演奏そのものは骨太系というのとは違う。
丁寧で計算し尽くされたタッチ。
音数の多い、ぶつかる音も多い、ラヴェルが 
なめらかで全くざらつきがなく、響が混濁せず、まじりあわず、美しい。
一度たりとも、あの良くある「カキーン」という響が感じられない。
( あれを”きらきらしている”と感じて好む人もいるが私は好きではない)

全般に、フレージングが良い。
その音楽をどう理解し、どう伝えようとしているか、何をやりたいのかが明確。

この人はいずれ指揮者として大成するのでは、と思わせるものがあった。



この演奏のあとに聴いたインゴルフ・ヴンダーが随分とつまらなく感じてしまった。

あとでぐぐったら、イケメンなものだから「貴公子」とかの形容が多々出てきたが、
この人は決してキワモノではないと思うよ。

なかなか良い演奏でした。






ouchardは、試奏した結果、もうひとつ音が物足りない印象で見送った。


そもそも新しい楽器を探している最中だったので
楽器が決まらないのに弓買うのはどうかなぁ、という気もしたのは事実。






このところ疲れがたまっている。

先日のレッスンも疲労困憊したコンディションで行って全然弾けず、
ひじょうに悔しい思いをした。
次のレッスンは11日なんだけど、かなりシビアな状況。
時間を無駄にしないようしっかりさらわないとマズいなぁ。

ピアノの練習もあるし仕事もそろそろ水面下で動き始める時期となり、気ばかり焦る。

来週末は室内楽の本番前のレッスンと練習があり、その他にSNSの中で企画されたピアノの小さな弾き合い会に参加すると口走ってしまったし、出かける日が続く。


外に出ればその分体力も消耗、時間もなくなる。


なにしろ2つの楽器を集中して練習するにはそれなりの時間が必要なのだ。


精神状態もぱっとしなくて、色々と重たいし、どうやって乗り切ろう。





















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ハ音記号の読み方
2013-09-02 (月) | 編集 |
ピアニストが読めないと言われる「ハ音記号」。

チェロ弾きは、「テノール記号」しか接さないと思いますが、
この先の私の目標のひとつに、「アルト記号で初見がきくようになること」があります。

そうしたらヴィオラ譜がそのまま使えるからです。
Vn,Va,PfのトリオであってもVcで代替できるので便利。

まだ読譜の練習をする前に
こんな勉強法をみつけました。
ト音記号の1音上、という覚え方をしてしまう前で良かったです。





amazonでは取扱いなし、
洋書です。

ドとソだけの楽譜からスタートするのが特徴だそうです。

ハ音記号というからには、
あくまでもそれぞれの楽譜のドの位置からスタートして読譜できるようになるべき、という事で
ちょっと興味ある本です。



・・・などといいつつ、
あまり楽器を弾く時間を積極的に作ろうとしない日々のまま。
相変わらずピアノ8割です。

もうすぐピアニストさんと練習する日が来てしまうのですがね。


体調は万全とは言えませんし、
今は疲れを溜めないようにするのが優先かな…

ショパンのLARGOはフルニエのCDがあったので、今日はそれを聴いていました。
シューマンは音源を持ってないし、YouTubeで探してみた。

原曲はViolin Sonataの一部。


でも、これ、私の楽譜から受けたテンポよりも、相当に速い。
もっともっとゆったりイメージで描いてる。

探してみたらイッサーリスの演奏が見つかりました。




そうよね。
チェロなら、このぐらいのテンポよね。

弾けないけど。こんな美しく歌えないけど。
 
うーん。運指の見える動画ないかな。

良い運指とBOWING指示の書き込まれたアンチョコ欲しいな(^^;

もう本当にパワーない。
気力も体力も。


でも、ちょっと考えてることがひとつあって、
いいチェロ買いたいから資金を貯めたいな、と。

今年も収入は微々たるものだし
来年の保証もないけど
今年の分を家計に食われないよう(旦那に飲まれないよう)頑張って
来年の分もため込んで
300万予算ぐらいでプールしようかな、と。

パワーのある、歌える楽器。
名のある楽器である必要はないのだけど。
年寄には時間がないので、今からゼロから育てるなどという
学生のような悠長なことはやってられない。
 
楽器との出会いは縁だし、
好きな演奏家の知り合いを、これから増やしていって
そういう方々のコネクションを利用して、
良質な出会いのチャンスを得られたらいいのですが。

自分だけでちゃんと選べる自信がまだありません。
 
H先生なんて、この半年の間、
楽器屋さんから何台もとっかえひっかえ 4桁台ヴァイオリンを貸してもらっては
楽器選びをしてらっしゃる。
8月にうちに「最後の2台」をお持ちになって試してらしたけど
そろそろ決まった頃でしょうか。
 
ちゃんとした演奏家は、
そうやって良い楽器を試奏し放題で、
それは楽器をちゃんと評価できるだけの腕をお持ちだからでもあるけれど
やっぱり一定期間借りて弾きまくらないと解らないと思う。


うーん。

深くて色っぽい音が出るチェロに出会いたい。
 
そしたら、もっと弾きたい気分が出るかしら。




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カティア。
2013-02-19 (火) | 編集 |
昨年秋のリサイタルに行かれた方も多いでしょうし、
先日 朝のBSで放映されましたが、
現在のクレーメルのピアノ・トリオのピアニスト。
カティア・ブニアティシヴィリ。

この人がすごい。
去年秋のリサイタル、無理してでも行けばよかった。

BS放送時のをアップしている人がいたので貼ります。
そのうち削除されてしまうかもしれません。

チャイコフスキー「偉大な芸術家の思い出」


★CDが出てます。


★HMVではマルチバイならもっと安いみたいです。
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私は最近のピアニストの追っかけはしていないのでノーマークでした。
  
これも「あっ クレーメルのトリオだ、録画しなきゃ!」と録画しておいたもの。
録画しただけで未消化でレコーダーの中に置いてありました。

ところで、先日、林先生御夫妻が拙宅に遊びに見えた時の話。
午後はシューマンのピアノ・トリオなどをつきあっていただき、
いよいよ夫が腕をふるったジビエ(北海道の精肉店から取り寄せた狩猟肉の蝦夷鹿)料理に
昔仕入れた90年台のとっておきブルゴーニュのディナータイムとなり、
私はレコーダーの中にあるBSプレミアム「クラシック倶楽部」の動画を適当に次々再生していました。


世界クラスのお耳の方ですから、選別は厳しく、
ジョン・リルも上原彩子もペリアネスも(ましてや田村響)
アルティSQなど国産カルテットも、再生したとたん、
「つまんない」「音が濁ってる」etcという一言で退場(笑)

そうして、わいわいと歓談に盛り上がっている最中、
この動画を流していたところ、
唐突に「今、Violaの音がした」と林先生が画面を振り返りました。
ピアノ・トリオですからViolaはいません。
先生がおっしゃったのは、ピアニストの音のことです。
しばらく耳を澄まし、次は「ほら、今度はオーボエ」。

大変お気に召したようで、
しきりに「この人はうまい」「3度がものすごく綺麗」などとおっしゃっていました。


ピアノの音だけでなく室内楽の中でのピアノとしても絶妙に美しい。


つい最近どこぞで聴いたリサイタルの伴奏のピアニストも雑音の感じられる音色でしたし、
この演奏と同じサントリーホールでの清水Kのピアノも汚くてうるさかった。
(ましてやマゼールN響で弾いたアリスちゃんなんて…orz)
最近、綺麗なピアノに遭遇していないからな。
私に言わせれば、そこらの奴よりは上原彩子のはまだマシな方だけど。
 

というわけで、しばらく全員で聴き入り、
先生が「これ録画して頂戴」とおっしゃるのでBDに焼いて差し上げました。

で、自分はあとでじっくり聴き直しました。



ほんとに綺麗です。
次に来日したら絶対行きます。

カティア・ブニアティシヴィリ。



関連記事をぐぐっていて、この方の演奏会論評が興味深かったのでリンクさせて頂きます。
http://nailsweet.jugem.jp/?eid=935



おまけ:ショパンのバラード4番









 








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