2017-02-17 (金) | 編集 |
1楽章は随分完成度が上がってきましたが 始めたのが遅い3楽章はまだ全然音楽になりません。
ピアノさんもめっちゃ苦しんでらっしゃる模様(><)
難しいっす。
「勉強になりますから」とおっしゃって下さるのが救い。
しみじみと 「やはり全楽章やることには大きな意味がありますね」 とつぶやいてらっしゃいました。
先日のレッスンは 1楽章重点でしたが スコアに書き込みをしてみるなら、たとえば(私の考えもMIXしてますが) こんな感じです。
↓↓↓↓
フォーレ1楽章 前半まで
3楽章は頭のピアノの弾き方だけ駆け足で特訓してくださっていましたが時間切れ。
3楽章も 由香子先生のレッスン しっかり受けられたらいいのですがね、、、、、 なかなかお忙しい方だしまだ関西在住でもあるので難しいですね。自力でどこまでいけることやら。
つくづく ピアノさんがしっかり運んでくれないと チェロは立ち往生してしまう曲です。
ロストロみたいな巨匠ならチェリストが絶対権力で引きずっていけるのかしらん?
フランス物ピアノは コンセルヴァトワールで子供の頃からがっちり運指なども叩き込まれてないと難しいんだそうですね。
だから フォーレの名演て、だいたいフランス人ばかりのユニットなのかしらん。
フルニエはフランス人のくせに、少しドイツぽいかっちりさがあるんですよね。
いろいろ音源は聴き込んでますが、シュミットさんの盤は特異な存在として、
最近 ゲットしたコラール/ロデオンのCDは素晴らしい。
チェロ・ソナタの他も オーギュスト・デュメイで ヴァイオリンソナタや ピアノトリオもあるのですが、名盤です。
ぜひお聴きあれ。

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ピアノさんもめっちゃ苦しんでらっしゃる模様(><)
難しいっす。
「勉強になりますから」とおっしゃって下さるのが救い。
しみじみと 「やはり全楽章やることには大きな意味がありますね」 とつぶやいてらっしゃいました。
先日のレッスンは 1楽章重点でしたが スコアに書き込みをしてみるなら、たとえば(私の考えもMIXしてますが) こんな感じです。
↓↓↓↓
フォーレ1楽章 前半まで
3楽章は頭のピアノの弾き方だけ駆け足で特訓してくださっていましたが時間切れ。
3楽章も 由香子先生のレッスン しっかり受けられたらいいのですがね、、、、、 なかなかお忙しい方だしまだ関西在住でもあるので難しいですね。自力でどこまでいけることやら。
つくづく ピアノさんがしっかり運んでくれないと チェロは立ち往生してしまう曲です。
ロストロみたいな巨匠ならチェリストが絶対権力で引きずっていけるのかしらん?
フランス物ピアノは コンセルヴァトワールで子供の頃からがっちり運指なども叩き込まれてないと難しいんだそうですね。
だから フォーレの名演て、だいたいフランス人ばかりのユニットなのかしらん。
フルニエはフランス人のくせに、少しドイツぽいかっちりさがあるんですよね。
いろいろ音源は聴き込んでますが、シュミットさんの盤は特異な存在として、
最近 ゲットしたコラール/ロデオンのCDは素晴らしい。
チェロ・ソナタの他も オーギュスト・デュメイで ヴァイオリンソナタや ピアノトリオもあるのですが、名盤です。
ぜひお聴きあれ。
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2016-11-01 (火) | 編集 |
現代のデュプレなどと評判のチェリスト。
以前からYouTubeでいくつか音源をチェックして かなり気に入っている人。
CDも買ってみようかな。
・エルガーのチェロ協奏曲など いろいろ


エレーヌ・グリモーとのDUOで シューマンの幻想小曲集などを弾いたCDもあるようで、ちょっと興味あり。
ただグリモーはあんまり好きじゃないんだよなあ。


ちなみにYouTubeで こんなニッチな曲も演奏しています。
私はこの動画でこの曲を知り、IMSLPで楽譜もDLして弾いてみてます。
でもこれ、ピアニストもめっちゃ難しい気がするの。
いや短い曲だし譜面的にはかんたんですよ。
でも音楽をつくるのにものすごいセンスがいりそうなので、そこらの人には弾けないと思うんだよね。
チェロもしかり。
表現力を磨かないとね。
協奏曲が大河小説、ソナタが小説だとしたら、
こういう小品は「詩作品」だと思うのね。
こんな息の長い表現力を身につけられたらいいなあ。
すごく好きな曲。
曲名は日本語で言えば「ため息」といった意味だったと思います。

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以前からYouTubeでいくつか音源をチェックして かなり気に入っている人。
CDも買ってみようかな。
・エルガーのチェロ協奏曲など いろいろ

エレーヌ・グリモーとのDUOで シューマンの幻想小曲集などを弾いたCDもあるようで、ちょっと興味あり。
ただグリモーはあんまり好きじゃないんだよなあ。

ちなみにYouTubeで こんなニッチな曲も演奏しています。
私はこの動画でこの曲を知り、IMSLPで楽譜もDLして弾いてみてます。
でもこれ、ピアニストもめっちゃ難しい気がするの。
いや短い曲だし譜面的にはかんたんですよ。
でも音楽をつくるのにものすごいセンスがいりそうなので、そこらの人には弾けないと思うんだよね。
チェロもしかり。
表現力を磨かないとね。
協奏曲が大河小説、ソナタが小説だとしたら、
こういう小品は「詩作品」だと思うのね。
こんな息の長い表現力を身につけられたらいいなあ。
すごく好きな曲。
曲名は日本語で言えば「ため息」といった意味だったと思います。

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2016-07-05 (火) | 編集 |
フォーレのチェロソナタの2番に取り組んでいます。
春から6月に向けての2楽章が最初で、次は1楽章です。
ピアニストなしで個人練習するのはなかなか難しい音楽です。
1回だけ 春にピアニストと譜読み予習のつもりで弾いてみただけです。
今はまず譜読みで、ボウイングをどうする、運指どうする、ここはどういう弓の使い方にする、といった事を考える段階。
やりたいイメージは既にかなりある曲ですので、「どう弾けばいいのか、音楽がわからない」というのは幸いありません。
弓の使い方その他 動画で参考になるものをと思い、YouTubeで検索してみています。
ペレーニ。
個人的には好みじゃありません。かっちりしたフォーレなんて、私にはつまらない。
ペレーニってそもそもあまり好みじゃないからしょうがない。
ピアニストも良くないのかなあ。
イッサーリス。
こちらの演奏は好きです。
私の中のイメージにはペレーニよりずっと近いです。
この演奏もなかなか悪くない。1楽章とか。
ただ2楽章は私のイメージと違う。 これじゃ抒情的すぎて寝そう。 きれいな子守歌。
もっと心の奥底にある深刻な情緒というか、秘めたる激しいものがマグマのようにぴりぴり感じられるような何かを予感させてほしい。
とにかくフォーレはピアノも大問題。
ドイツ物しか経験ない人では絶対弾けない気がする。すくなくともそんなフォーレは私は聴きたくありません。
ドイツ語のあの「音」とフランス語の「音色」は天と地ほどに違うけど、そのぐらい音楽に違いを感じます。
(私はドイツ語の子音だらけの「音色」が生理的に苦手)
ピアニストのジェレミー・デンク を調べてみました。
HMVで見つけたゴールドベルクCDの説明によると、
http://www.hmv.co.jp/news/article/1309250037/
「アルゲリッチ、ポリーニがキャンセルしたニューヨーク公演に急遽代役出演して大きな成功を収めたジェレミー・デンクは、1970年ノースカロライナ生まれのアメリカのピアニスト。」 だそうな。
DANIEL GWIN, CELLO; JULIAN WARD, PIANO
動画でないので 奏法参考資料にはならないんだが、これはこれで案外良いと思った。
私にはこんなパワフルなフォーレは演奏できませんが。
きれいきれいのイッサーリスとか、かっちりペレーニより何倍もエキサイティングで印象に残るフォーレだと思う。
この奏者を知らないのだがこの曲をこんな風に弾いてくれるとはライブならかなり面白そう。
検索してみたが、どうやらこのチェロの人は コントラバス奏者らしい。
DANIEL GWIN
ピアニストの方はこの人かな?(一番下)
JULIAN WARD
CBの人ならではの演奏なのかも。 CDはなさそう。
ピティナ関連で 上森さんの演奏。
ピアノの解釈が 他とまるで違う。 まあ面白いけど。
でもやはり 「横に水のように形なく流れていくフォーレ」って感じじゃないので ちょっと苦手かな。最後まで聴くのはしんどい。
チェロよりピアノの方が問題多そうな演奏。
フランスぽいピアニストと共演したらチェロも違って聴こえるかも。
・・・旅は続く。
お。 これはなかなか良いぞ。 トーマス・イグロイ。Thomas Igloi
ピアノはクリフォード・ベンソン。
2楽章もいいな。
NAXOSや iTuneにもあるようだけど、こういうのはやはりCDが欲しい。
HMVにはあったよ。
(サイトにリンクしてます)
↓


トルトゥリエとユボーのも名演だった記憶がある。CD持ってる。
YouTubeには 1番しかないね。
ロデオンのもCD持ってる。
技巧で華々しく弾く曲ではなくて、ひたすら「歌」な感じが好き。
さて 動画解析に戻ります。
最後に、検索していてみつけたこちらの方のページが面白かった。
「まりんきょ学問所:音楽、ことば、コンピュータ」
フォーレ

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春から6月に向けての2楽章が最初で、次は1楽章です。
ピアニストなしで個人練習するのはなかなか難しい音楽です。
1回だけ 春にピアニストと譜読み予習のつもりで弾いてみただけです。
今はまず譜読みで、ボウイングをどうする、運指どうする、ここはどういう弓の使い方にする、といった事を考える段階。
やりたいイメージは既にかなりある曲ですので、「どう弾けばいいのか、音楽がわからない」というのは幸いありません。
弓の使い方その他 動画で参考になるものをと思い、YouTubeで検索してみています。
ペレーニ。
個人的には好みじゃありません。かっちりしたフォーレなんて、私にはつまらない。
ペレーニってそもそもあまり好みじゃないからしょうがない。
ピアニストも良くないのかなあ。
イッサーリス。
こちらの演奏は好きです。
私の中のイメージにはペレーニよりずっと近いです。
この演奏もなかなか悪くない。1楽章とか。
ただ2楽章は私のイメージと違う。 これじゃ抒情的すぎて寝そう。 きれいな子守歌。
もっと心の奥底にある深刻な情緒というか、秘めたる激しいものがマグマのようにぴりぴり感じられるような何かを予感させてほしい。
とにかくフォーレはピアノも大問題。
ドイツ物しか経験ない人では絶対弾けない気がする。すくなくともそんなフォーレは私は聴きたくありません。
ドイツ語のあの「音」とフランス語の「音色」は天と地ほどに違うけど、そのぐらい音楽に違いを感じます。
(私はドイツ語の子音だらけの「音色」が生理的に苦手)
ピアニストのジェレミー・デンク を調べてみました。
HMVで見つけたゴールドベルクCDの説明によると、
http://www.hmv.co.jp/news/article/1309250037/
「アルゲリッチ、ポリーニがキャンセルしたニューヨーク公演に急遽代役出演して大きな成功を収めたジェレミー・デンクは、1970年ノースカロライナ生まれのアメリカのピアニスト。」 だそうな。
DANIEL GWIN, CELLO; JULIAN WARD, PIANO
動画でないので 奏法参考資料にはならないんだが、これはこれで案外良いと思った。
私にはこんなパワフルなフォーレは演奏できませんが。
きれいきれいのイッサーリスとか、かっちりペレーニより何倍もエキサイティングで印象に残るフォーレだと思う。
この奏者を知らないのだがこの曲をこんな風に弾いてくれるとはライブならかなり面白そう。
検索してみたが、どうやらこのチェロの人は コントラバス奏者らしい。
DANIEL GWIN
ピアニストの方はこの人かな?(一番下)
JULIAN WARD
CBの人ならではの演奏なのかも。 CDはなさそう。
ピティナ関連で 上森さんの演奏。
ピアノの解釈が 他とまるで違う。 まあ面白いけど。
でもやはり 「横に水のように形なく流れていくフォーレ」って感じじゃないので ちょっと苦手かな。最後まで聴くのはしんどい。
チェロよりピアノの方が問題多そうな演奏。
フランスぽいピアニストと共演したらチェロも違って聴こえるかも。
・・・旅は続く。
お。 これはなかなか良いぞ。 トーマス・イグロイ。Thomas Igloi
ピアノはクリフォード・ベンソン。
2楽章もいいな。
NAXOSや iTuneにもあるようだけど、こういうのはやはりCDが欲しい。
HMVにはあったよ。
(サイトにリンクしてます)
↓

トルトゥリエとユボーのも名演だった記憶がある。CD持ってる。
YouTubeには 1番しかないね。
ロデオンのもCD持ってる。
技巧で華々しく弾く曲ではなくて、ひたすら「歌」な感じが好き。
さて 動画解析に戻ります。
最後に、検索していてみつけたこちらの方のページが面白かった。
「まりんきょ学問所:音楽、ことば、コンピュータ」
フォーレ

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2014-10-16 (木) | 編集 |
いったんハマるとヤク中のように逃げ出せません。シューマン病。
カーステレオに6枚分入れたばかりなので そればかり聴いています。
この ピアノトリオ3番が耳について離れません。
この Hubeau, Mouillère, Lodéon (1978) のは、けっこうへヴィな方かも。
ずっしりくるシューマンです。

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カーステレオに6枚分入れたばかりなので そればかり聴いています。
この ピアノトリオ3番が耳について離れません。
この Hubeau, Mouillère, Lodéon (1978) のは、けっこうへヴィな方かも。
ずっしりくるシューマンです。

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2014-10-14 (火) | 編集 |
今年はとても幸せなことに、フランス室内楽の神様のようなViolinist、
ジャン・ムイエールの神奈川での2回の演奏会に行く機会が持てました。
(9/30鵠沼レスプリ・フランセ、10/5ひまわりの郷)
夏の蓼科に講師でいらしていて、ルクーを聴いて魅了され、
その時 神奈川でこの演奏会があることを知らされすぐにチケットを入手したのでした。
私は昔から、ジャン・ユボーのピアノによるフランスものが大好きでした。
あのなんともいえぬ、もやもやとした雰囲気、美しい音色は他にはないものだったから。
フォーレのピアノ四重奏曲なども、初めて買ったのはアックスやスターン、ヨーヨーマによるCDだったのだが
その後であったユボーのCDを聴いたら、もう、
軽い軽いアックスらの演奏は「心地よいBGM」でしかなくなりました。
ピアノ四重奏はナヴァラらとのものですが、五重奏のほうはヴィア・ノヴァ四重奏団とユボー。
このヴィア・ノヴァを創設したのがムイエール。
70年代あたりを中心にユボー+ムイエールで数々の音源を残しています。
[CD]
★【送料無料】 Faure フォーレ / 室内楽全集第1集
ジャン・ユボー(p)、ヴィア・ノヴァ四重奏団、他
★【送料無料】 Faure フォーレ / 室内楽全集第2集
ジャン・ユボー(p)、ヴィア・ノヴァ四重奏...
★(初回生産限定盤/SHM-CD)ってのもあるようです
こちら、最近、再発売されたCD。
「シューマン室内楽全集」
HMV で輸入盤で6CD、めちゃ安。
迷わずゲット!です。これ、タワレコで復刻されて国内盤が出たのですが
この手はすぐ廃盤になるので 手に入るうちに買っておくのが良いかと。
ピアノ三重奏曲、ピアノ四重奏曲、ピアノ五重奏曲に始まり、
ヴァイオリンソナタから弦楽四重奏曲、小品系まで網羅しています。
ピアノ室内楽曲はどれも名演と思います。 とくにピアノ五重奏曲は素晴らしい。
ヴァイオリンソナタも好きな演奏です。
先日 ご一緒したピアニストの方が
「シューマンは 本気で取り組んでいると 取りつかれてしまい、精神的にかなり参ってしまう」おっしゃっていましたが、
実際 シューマンの音楽には魔性がある感じ。
彼自身が精神を病んで滅んで行った人間だからでしょうか。
あまり健康的な精神の人には本当には表現しきれないような、そういうものを感じます。
(そういう人たちが演奏すると、なんだかもうひとつつまらない)
この中にも入っていますがシューマンのヴァイオリンソナタ。
いいなあ… 胸に来るものがありますね。
この暗い美しさ。
一般的には「1番より2番の方が名曲」とされているようですが 1番も私は非常に好きです。
でも、同じムイエールのこの全盛期ともいえる頃の演奏よりも、
先日ライブで聴いた今のムイエールの奏でるシューマンの方が私には響いてきました。
多分、技量的にはもう最盛期ではないと思うし、
時折、音が危うくなることもなくはないのですが、そういうことを超えたところに「音楽」の本質は在るのだろうと感じます。
細かいことだけど たとえば このあたりの表現の仕方が
今の方が畳み掛けるように強く訴えかけてくるのです。
人によってその曲のこだわりポイントは異なりますが、私にとっては例えばこういう部分が非常に印象が強い。
一般に人気のあるクレーメルなんかのも、こういう部分をあっさり通り過ぎていってしまうから物足りないのです。

全般にムイエールの音は好きです。
かぐわしい感じ。
プログラムとシューマン全集のCDにはサインをいただきましたので、家宝にいたします!
補足ですけれど、シューマンのヴァイオリンソナタというと、この盤がコアなファンには人気です。

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ジャン・ムイエールの神奈川での2回の演奏会に行く機会が持てました。
(9/30鵠沼レスプリ・フランセ、10/5ひまわりの郷)
夏の蓼科に講師でいらしていて、ルクーを聴いて魅了され、
その時 神奈川でこの演奏会があることを知らされすぐにチケットを入手したのでした。
私は昔から、ジャン・ユボーのピアノによるフランスものが大好きでした。
あのなんともいえぬ、もやもやとした雰囲気、美しい音色は他にはないものだったから。
フォーレのピアノ四重奏曲なども、初めて買ったのはアックスやスターン、ヨーヨーマによるCDだったのだが
その後であったユボーのCDを聴いたら、もう、
軽い軽いアックスらの演奏は「心地よいBGM」でしかなくなりました。
ピアノ四重奏はナヴァラらとのものですが、五重奏のほうはヴィア・ノヴァ四重奏団とユボー。
このヴィア・ノヴァを創設したのがムイエール。
70年代あたりを中心にユボー+ムイエールで数々の音源を残しています。
[CD]
★【送料無料】 Faure フォーレ / 室内楽全集第1集
ジャン・ユボー(p)、ヴィア・ノヴァ四重奏団、他
★【送料無料】 Faure フォーレ / 室内楽全集第2集
ジャン・ユボー(p)、ヴィア・ノヴァ四重奏...
★(初回生産限定盤/SHM-CD)ってのもあるようです
こちら、最近、再発売されたCD。
「シューマン室内楽全集」
HMV で輸入盤で6CD、めちゃ安。
迷わずゲット!です。これ、タワレコで復刻されて国内盤が出たのですが
この手はすぐ廃盤になるので 手に入るうちに買っておくのが良いかと。
ピアノ三重奏曲、ピアノ四重奏曲、ピアノ五重奏曲に始まり、
ヴァイオリンソナタから弦楽四重奏曲、小品系まで網羅しています。
ピアノ室内楽曲はどれも名演と思います。 とくにピアノ五重奏曲は素晴らしい。
ヴァイオリンソナタも好きな演奏です。
先日 ご一緒したピアニストの方が
「シューマンは 本気で取り組んでいると 取りつかれてしまい、精神的にかなり参ってしまう」おっしゃっていましたが、
実際 シューマンの音楽には魔性がある感じ。
彼自身が精神を病んで滅んで行った人間だからでしょうか。
あまり健康的な精神の人には本当には表現しきれないような、そういうものを感じます。
(そういう人たちが演奏すると、なんだかもうひとつつまらない)
この中にも入っていますがシューマンのヴァイオリンソナタ。
いいなあ… 胸に来るものがありますね。
この暗い美しさ。
一般的には「1番より2番の方が名曲」とされているようですが 1番も私は非常に好きです。
でも、同じムイエールのこの全盛期ともいえる頃の演奏よりも、
先日ライブで聴いた今のムイエールの奏でるシューマンの方が私には響いてきました。
多分、技量的にはもう最盛期ではないと思うし、
時折、音が危うくなることもなくはないのですが、そういうことを超えたところに「音楽」の本質は在るのだろうと感じます。
細かいことだけど たとえば このあたりの表現の仕方が
今の方が畳み掛けるように強く訴えかけてくるのです。
人によってその曲のこだわりポイントは異なりますが、私にとっては例えばこういう部分が非常に印象が強い。
一般に人気のあるクレーメルなんかのも、こういう部分をあっさり通り過ぎていってしまうから物足りないのです。

全般にムイエールの音は好きです。
かぐわしい感じ。
プログラムとシューマン全集のCDにはサインをいただきましたので、家宝にいたします!
補足ですけれど、シューマンのヴァイオリンソナタというと、この盤がコアなファンには人気です。

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