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チェロとピアノと室内楽漬けの中、レッスンメモや練習メモ、合間に日々の徒然を綴ります。
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いよいよ来週末本番「チェロ・パラダイス」
2023-08-27 (日) | 編集 |
北軽井沢から戻ってきました。
下界は相変わらずの暑さです。

北軽は10度ほど気温が低いのですが、去年感じた「寒さ」は今年はなく、あらためて2023年夏の異常な暑さを実感しました。
もはや旧軽なんて避暑地とは呼べない状態です。

旧軽といえば、あの辺の別荘やホテルはクーラーなど不要で、どこもクーラーがついてないのが普通でした。
でもこの気候ではもう無理とささやかれているようです。
実際、無理!

その点、山の上の北軽井沢は「避暑地」と呼べる気温でおすすめですね。
車がない人にはお勧めできませんが、人が多くてごちゃごちゃしている軽井沢より、北軽のほうが好きです。

さて、せっかくの避暑地だけど、部屋にこもって練習とレッスン。

宿泊場所は電波がほぼゼロなので、ランチは電波を求めてみんなで外に食べに行きます。

お気に入りはD-Cafeという店の「つま恋キャベツサンド」!
北軽行ったらぜひ食べてみてください。

インスタの画像(嬬恋キャベツサンド)

みんな若者、私だけ高齢(TT)なんで、3日目にはグロッキーで倒れそうになりました。
フェルビナク5%の湿布もひと箱持って行ったのですが正解。
毎晩 練習疲れに腕に貼りまくり。
辛し(苦笑)

Vivalidi、Sammartiniなど こってり絞られてかなり追い詰められた気分に。
さらってもさらっても、仕上がらない、っていうやつ。

でも本番当日になったら 辛さは忘れて、
アウトプットする=弾くことを楽しみたいものです。

私の「好き」が お客様に伝わりますように。

チェロDUOライブ  チェロ・パラダイス  2023年9月3日 14:30
下北沢アレイホール
チケット好評発売中

公式HP Click Here



※私たちは第1部 のほうで演奏いたします。ぜひお越しください!


omote.png






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チェロライブ!
2023-08-12 (土) | 編集 |
忙しさにかまけているうちに、なんと半年以上も放置してしまいました。

とりあえず近況として、久しぶりのガチ本番の告知です。
ガチ本番ですが、ソロではなくデュオ。

9月3日の午後から下北沢アレイホールでこんなライブをやります。

題して『チェロ・パラダイス』

武蔵野OBの若い娘さんとのチェロデュオを企画したのは1年前。そこから(いつものことだけど)なんか私が話を大きくしてしまって、えらく大がかりな企画に膨れ上がりました。デュオハヤシの林俊昭先生にゲスト出演をお願いし流れで、師匠まで巻き添えにし、ラストはアマチュア11人募集して林先生加えての12人チェロアンサンブルまで一日がかり。
延々6時間近いチェロまみれのプログラムです。

よろしかったらぜひ遊びに来て下さい。
チケットはHPから受付中です。

チェロ・パラダイス公式HP


さて前回更新のあとの概略を。

2月末には毎年やっている小淵沢での室内楽合宿でブラームスのピアノ・トリオ1番の1楽章をやりました。この曲、個人的には余り興味が湧かずモチベ今ひとつでしたが、定番曲ではあるので良い体験の機会でした。でもブラームスはヘヴィです。去年やったカルテットの3番はヘトヘトになりましたし、全楽章などといったら相当に時間をかけないと人に聴かせる演奏まて持ってける気がしません。

3月以降は例年以上に本業に身も心も吸い取られ音楽の神様とは縁遠くなりました。
7月上旬までそんな暮らし。

決まったエチュード2曲だけを週末少しさらうのがやっと。体力的に、時間的に無理なだけでなくメンタルもそっちに行かなくなるんですよねえ。悲しい。

それでも今年はこの9月の本番が決まってたことと、秋に別口でふたつ本番があり、久しぶりに新曲に取り組むので、自分に鞭打ってなんとか再起動には成功(たぶん)。

新曲というのはフォーレの1番です。

何年もくすぶってた野望ですけど、「よし、やろう!」と賛同してくれるピアニストがいなくて諦めてたところ、ご縁があってなんとか取り組めることになりました。

まあ初回本番というのは、後から振り返ると「譜読み終わった程度」でしかないものなので何回か場数を踏んで深めていきたいと思っていますが、うまくいくかどうか。

8/21から5日ほど北軽井沢でチェロ合宿に駆り出されるので、デュオの追い込みやってきます。



体力が年々低下してるのを戦々恐々として眺めてます。思えば40代ってめちゃくちゃパワフルだったなあ。
10年単位の比較感でいうと、
40代→50代の差と
50代→60代の差は同じじゃないですね。
倍くらいの感覚です。
ってことはその先の10年は…😱😱😱

いろいろ急がなきゃ。















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室内楽本番迫る!(8/21)
2022-08-08 (月) | 編集 |
さて、 さぼりがちのチェロですが、 室内楽の本番が迫ってきました。

8月21日の日曜日の午後、 としま区民会館の小ホールです。
5組エントリーしていて、わたしたちは ラスト。
15時過ぎにはなりそうですね。


曲目は小淵沢合宿でやったブラームス弦楽四重奏曲第2番 全楽章です。
セカンドVnさんが交代なので、新メンバーで4回集まってみっちり復習。

紹介用の動画をつくりました!
各楽章からピックアップして編集したものです。



めちゃくちゃ良い曲で、これぞブラームス!という感じです。

日曜日の昼下がり、
もしお時間ありましたら ふらりとお立ち寄りください。

無料です!





<時間割の目安: 変動することがあります>

13:00 開場
13:30  開演

13:30-14:05 ベートーヴェン ピアノトリオ 第1番 Op.1-1
14:10-14:30 ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 大フーガ Op.133

14:30-14:40 休憩

14:40-15:15 ドヴォルザーク ピアノ五重奏曲 Op.81
15:20-15:50 ハイドン 弦楽四重奏曲 Op.77-1 ト長調
★15:55-16:31 ブラームス 弦楽四重奏曲第2番 イ短調 Op.51

16:31 ~ 16:40 集合写真撮影(ステージ付近)
16:40 ~ 17:00 片付け・撤収 (※)



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自分の言葉で語る音楽とは
2022-01-21 (金) | 編集 |
先日のバッハの本番の動画を、師匠に少しだけ見ていただけたようでした。

私自身は ホールの状況に耳と脳が慣れたのが2曲めぐらいからだったこともあり
プレリュードはさんざんの出来、と落ち込んでいたのですが
師匠、「このプレリュード、僕好きだな」、とかおっしゃってくださって、おやさしい(^^;


・和声で音楽を進行させているのでピッチの狂い云々は別に気にならない
・最初から自分の言葉で喋ってる感じですごくよいと思った
 
ふうん… そういうふうに聴いていただけたんだ。
すこし不思議な気分でした。

自分の言葉で。


なんかほめられた。わーい。

・・・自分の言葉。

自分の音楽が表現できてたって受け取っていいのでしょうか、これ。


ちょっと気持ち上がりました。

バッハは一生弾くし。


コロナ騒ぎがなくなったら
演奏会もやりたいなあ。

今は主催すると演奏以外の部分で気づかれも手間もすごそうで躊躇するんです。
感染対策だなんだって気を使い、消毒しまくり、運営に通常の5倍も6倍も手間がかかりそうです。

それでなくても演奏と主催を両方自分がやるのってとても大変なんですよね。
誰かが仕掛けた枠に乗っかって弾くだけのほうがどれだけ楽かわかりません。


それでも、ソロの演奏会を張るのは「出し切れる」満足感は残りますし
気力も体力も衰える一方なのだから、 やれる間にやっておきたい気持ちはあります。

チェロDUOの演奏会も考えてるんです。
すごく一緒にやりたい相手がいて 互いにやろうやろうと盛り上がったのですが。


たとえばDUOでオープニング、そのあと それぞれのソロ、
最後もDUOで締める、
なんていかがでしょう?

お客様も楽しめるかしら。



さて 今年春のお仕事の話も舞い込み始めました。
いまのところ4月20日から6月7日が埋まるような感じ。

来月早々は 白内障手術も予定しているので忙しくなります。
私の場合は検査すれば多少は気配があるという程度で、
自覚症状はまだないのですが、乱視や老眼がひといのと、
左目が開放型緑内障予備軍で点眼薬やってるので、
早めに水晶体とっかえておきたいのです。

早くやったほうが 他の症状もきれいになりやすいと 聞いているので…

来週、事前検査があります。
その時どんなレンズにするかなども決めます。
三焦点レンズを狙っているのですが、合う合わないがあるようなので どうなるか。
2月2日と7日に片目ずつ順番に手術予定です。
一週間前からコンタクトは禁止。
術後一週間ぐらいは車の運転も控えることになりそうなので
2月の前半はいろいろ大変そう。

今年は雪見旅行もできそうにありません。


術後安定したら 近場で一泊旅行したいなあ。

















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新年初本番:10年ぶりの無伴奏2番(2) 振り返り
2022-01-09 (日) | 編集 |
【師匠はじめプロ演奏家の経験値や耳の偉大さに感服した、というお話】

先日の本番は500席クラスのホールでした。
これまで300席クラスが最大だったので初めての大ホールでのソロです。

大ホールは音を遠くに飛ばす意識で、といった知識は持っていたし、聴きに来てくださっていた知人(女神湖受講生で来ていた娘さん経由・師匠経由でお友達になった方)によれば、しっかり弾ききれて、「鳴らしきれていた」そうなので、そこは良いとしても。

 
【ステリハ】
ステリハ8分、という短時間の中で私一人で成し遂げられたことがあまりに少ない! ←経験値不足。


やりたかったことと出来たこと
(出来たことは◎ 手が回らなかったことは● ある程度まで出来たのは○):


① ◎ 
ステリハ前に 前半本番のチェロの方を客席で拝聴し、客席でどう聴こえるかを分析し覚えておく

② ○ 
ステリハ時に ステージで自分に返ってくる音と⇑を対比して特性を分析し対策を考える



ーーーーーここで既に時間切れーーーー
ーーーー以下やるべきだったorやりたかったことーーー

③●もう1本持参していたエンドピンおよび バロックボウとの弾き比べ


ーーー師匠が現場に居てくださったらと思ったことーーー

特に③で、客席での聴こえ方から奏法含めて各種アドバイスをいただくこと。


【客席からのチェック】

やはり私レベルですと、ステリハ時に客席で音響チェックしてくれる方が欲しい。
ここは演奏者としてのスキル不足。

2年前の還暦コンサートのときは
本番1ケ月ちょい前に、
2時間ほどホールリハをお願いして、
ホール特性に立脚したアドバイスをいただきました。

具体的には、まず、椅子の位置の変更。
これまで師匠に鉄板の配置として教えられていたのは、「ピアノの蓋の最長辺の位置の前、なるべくピアノに寄せて座る」です。
そうすることでピアノの蓋を反響板がわりに味方につけるというセオリーです。
でも あのホールでのピアノの響き方は、それだと座席では、中低音域が完全にかぶってしまってアウトとのことで 少し位置をずらしベストポジションを選定していただく。

さらに、ピアノの変更です。
あそこは新しいのと少し古いスタインウェイの2台から選べて、当初後者を指定していたのですが、ホールリハの結果、より素直な響きの新しい方に変更した経緯。

あとは ホールの特性にあわせた弾き方の注意点など。

【ステリハしてみて】

くすのきホールは直挿し可能なのは良いと思ったのもつかの間、
実際にステージで弾いたところ 楽器に返ってくる反応が遅いっていうのかコントロール難しく感じました。

ぼわっとするというか、おそらく持参していた見附精機の真鍮の重たいストッパーをかましたほうが反応が速くて自分には扱いやすかったのではないかと思いました。ステリハで試せばよかった。




あとエンドピンがホールに合ってなかった。

(関係者しかわからない話を書くとJ.B.よりStradのほうがたぶん良かったかも。)


【弓】
そして弓。 
最終レッスン時はバロックボウで、そのあとに自宅で練習して考えた末 フレンチボウ(メイヤー)にしていたため、そちらを使いましたが、ステリハのあとリハ室で「バロックボウのほうが軽め&硬めで反応速いので、もしかしてあのホールだと替えたほうが良いかも」と迷ったのです。
しかしステリハで試してないのをいきなり本番で使う勇気がなく…。  
これは後悔。(試さなかったこと)
公開済みのYouTube音源を聴いて やっぱり替えた方が良かったかもなあと思った。

純粋な興味として、試してみたいなあ。
どう変わったか。


【空っぽの大ホールの残響ありすぎ!】

ホール特性以前に客席が空っぽに近い500席ホールは
残響ぼわぼわです。
Vlなど高音域の楽器は影響ないんですけど、チェロの低音域はけっこう独特な反応になりました。
客席でK杉さんのあの「すんばらしい」無伴奏4番全曲を聴きながらすごいそれを感じたので どうしたものかと考えてしまった。彼クラスの技巧の演奏をもってしても、シフティング時のヌルッていう音がやたらと強調されて目立って響くホールなんです。 ましてや私レベルはどうなるんだろう、って。
プレリュードで何箇所か 開放弦に変えようと思いました。
しかし本番では いつもの運指で弾いてしまったわ、、、(泣)

発音硬め、子音硬めは意識したんですけども、
あの残響のボワボワの中では 発音がみんな丸まってしまう印象で苦戦しました。
(なのでバロックボウを貫くべきだったか、と思った次第)

【次回への抱負】

いやあ 勉強になりました。
次回も同規模ホールで弾かせてもらえるなら
その時までに作戦を練ろうと思いました。

(というか次回 なんとか師匠の仕事のスケジュールとかちあわない日程で開催されますように。)


ここだけの話、 先生がちゃんと本番に立ち会ってくださっている奏者の方たちを見て 心底羨ましかったです(;_;)

   



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